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宮大工(株)飛鳥工務店 棟梁のブログ 2
棟梁自身の日記を掲載していきます。
掛川市 最福寺本堂 270年分の洗いの下 銘木が出現
2018/09/11
瓦屋さんが、いよいよ 葺き始めて 行きます。 この人達も 御前崎方面の台風被害の段取りや、相談で、とても忙しく 大変です。
内部では、汀とカケル 外部サッシ取付準備 古い建物のゆがみを直し段取りする 地味な仕事です。
カケル 材料段取り。
汀 高さ調整 床下地です。
東側は、保坂が担当。
今 本堂内は、洗いの仕事で、雄和美装さんが、入っています。
右側は洗う前 左は、洗いたてです。
270年のホコリと、 工事中の土で、 最初は、こんな感じですが。
一度綺麗に洗い 磨きをかけて行きます。
洗うと見えてきますが、 日本の「栂」 長押柾目の細かさ 凄いです。 現在では、手に入らない 超高級品です。
吊り束の木目にも ビックリでした。 現代の木では、見た事ない 栂の木目です。
雄和美装さんに洗ってもらい 素晴らしい木目が、姿を現しました。 この美しい木を見ると、古の大工さんの思いや、心意気 270年前の檀家様の思いを感じます。 ここは、改修工事にして 「檀家様の財産を守り」 これから先 また100年以上持たすという決断で 良かったと 本当に思いました。 飛鳥棟梁
Posted by 飛鳥棟梁 2
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