掛川市文化財 松ヶ岡 日本建築士会東海地区の皆さん 視察編

飛鳥棟梁 2

2021年03月21日 14:31


先週 東海地区の大学の先生はじめ 建築士の皆さんが、視察に視えました。
奥から、ご案内 廊下の天井です。 凄いでしょう。(笑) 無垢で作ってあります。
さすが専門家なので、なかなか興味深い感じでした。
和室から 全体を見る 向こうが見えない大きさ

京都伝統建築の先生も 説明に熱が入ります。
復元新調の梁  地松の総赤身でないと 許可がおりません。
根継 足固めと組み合わせます。
養生も取れて スッキリでした。
視察の後は、材木検査でした。
市役所職員 山本さん立ち合い 材木検査です。
天然乾燥材で 20%以下でないと使用できません。 ひのき合格
これも、合格でした。 この松は 天然乾燥15年以上でも16%でした。 ひのきも松も 以前 杉本木材さんで、支度してくれて 飛鳥が仕入れたものです。 文化財は今から100年以上持つようにするので、 「現在の日本の材木 99%の人口乾燥材は、使えません」。                  残り1%の生きた材木をストック それで、飛鳥は生きています。 (笑)

京都伝統建築の先生は、最後まで、厳しい。 この松は、総赤身でカチカチです。 これなら合格。 (笑)


「特定建設業の許可」が、川勝平太様から やっと飛鳥におりました。 (笑)

この許可は、建設業界での 「資本金 経営状態 資格」で決まります。 いわゆる「天 地 人」のようなものです。 大河ドラマ麒麟の時 「大きな国」をと言っていました。 私達は、まだまだ小さい工務店ですが、この器が出来た事と、 皆さまのお力で、飛鳥を少しでも前に押し出す事につながればと思います。 とてもうれしい知らせでした。  飛鳥親方